「みとめあおうよ みんなのちがい」
ひとりひとりにやさしい心遣いと言葉かけをしています。そして、ありがとうのお手紙は運営委員会の子たちの「にこにこ郵便局」を通して、壁一面の風船にあふれるほど届きました。子どもたちは、あらためて温かな心を感じたと思います。
人権集会実行委員会の子が劇を見せてくれました。「…男のくせに、女のくせにと決めつけるのはよくないです。」 「…自分と違うから、へんだと思うのは違うと思います。」 「…相手のことを考えたら、返事が返ってこないから無視されからと思わなくてもいいことがあります。」 「…人権を守るには、正しい知識を身につけることが大切です。」 …と。
人権擁護委員さんも劇を見せてくれました。「オオカミさんの涙」です。「ぼくはちっとも怖くなんかないよ。だけど、だれもぼくのこと怖そうだからと、友だちになってくれないんだ。」悲しむオオカミさんに、ヘビさんは「ぼくも気持ち悪いからと、だれも友だちになってくれないよ。オオカミさん、ぼくの友だちになってくれますか。」そのとき、オオカミさんは泣きました。
また、人権擁護委員の方は、「ひとりひとりがかけがえのない大切なひとりです。みんななかよくね。でも、どうしてもどうしても悲しいことがあったらお手紙くださいね。」と言ってくださいました。
そして、みんなでゲームをしました。ぼくたちいつも、背の順とか名前の順で並んでいるね。でも、今日は、掌の小さい順に並んでみよう。体が大きいから掌も大きい?確かめてみなくちゃ分からない。ひとりひとり友だちの掌と掌をそっと合わせてみたら …やわらかな温もり感じることができました。みんな友だちです。
最後に、「人権まもるまもる君」の歌を体育館に響かせました。ぼくたちひとりひとりみんな違うけど、かけがえのない大切なひとりひとりなんだの思い、掌の温かさを通して感じることのできた人権集会でした。